NCAAに大きな変化?

スーパーリーグ化になるのは時間の問題。

NCAA。アメリカ体育協会。全てのアメリカ大学スポーツを管理する協会。デビジョンワン(D1)

デビジョンツー(D2)、そして、デビジョンスリー(D3) のリーグがNCAAを形成している。その中でも予算が多いのはD1。優秀な施設はD2にもあるが、平均的にはD1が全ての環境面で優れている。予算もD1の方が圧倒的に持っており、選手の食べ物、治療などのサポート面も一流だ

https://www.si.com/college/2022/01/20/ncaa-future-power-5-football-basketball-money

このお金はどこから来るのか?アメフトとバスケがメインの収入源。アメフトの試合は5万人~7万人、ホームゲームは満員。バスケは観客の規模はアメフトより、小さいが、毎試合、満員の場合がある。そして、もう一つの収入が放映権。アメリカの大学はプロスポーツと同様な経済を動かしていると言っても過言ではない。

このようなことから、今、NCAAでは、強いチーム、強い大学=儲かっている大学同士・リーグが「スーパーリーグ」、独立しようという動きがある。

13億ドルvs130億ドル?!

D1の中でも300校くらいの大学が所属している。全てが全て儲かっているわけではない。伝統的なアメフト大学、バスケ大学の儲ける力は底を知らない。一方、「普通」の大学もあり、D1でも規模が小さく、観客動員数も少ないため、収入も少ないことになります。大きな大学と小さな大学の予算の差が約10倍、13億ドルvs130億ドルと言われている。儲かっている=より良い環境を提供できるこてになる、たとえば、アメフトなら、数人スポーツ心理学者を雇うことができることになる。

どのように変化するのか?

一番大きな課題はスカラーシップ。以前もスカラーシップの精度を変えようという動きがあった。Needs baseという考えがあった。これは低所得者のみにスカラーシップを提供するという考えだったが、この制度には変更されなかった。

そこで、おそらく起きる変化が、全選手へのフルスカラーシップ。アメフトは85人全額免除、部員は100人超える中。バスケは約11人用のフルスカラーシップ、25名ほど中。おそらく、この制度が変更されると考えられている。ただし、これは「儲かってる」大学で形成されている、スーパーリーグのみになると思います。

要するに、儲けている大学が自由にお金を使えるリーグとなり、そのため、独立した、スーパーリーグとなるでしょう。そのため、サッカー部もそのようなリーグが形成されると思われる。

ますます進化するアメリカ大学スポーツ。アメフトとバスケが大きく大学スポーツの経済を動かしているのは確かだが、そのお陰で、他のスポーツも成り立っており、ますます進化している。今は世界中からサッカー選手が集まる中、今後もっとレベルの高い環境になるのは間違いない。プロよりも価値のある選択になるのは間違いない

投稿者: Educator and Coach. 教育者とコーチ

教育者・コーチ アメリカと日本で育ち、アメリカ大学卒業後日本でプロを目指しJFLで挑戦。 その後、指導者として、Kosmos FC を設立。 http://www.kosmosfckyoto.com アメリカサッカー大学留学の代理人として、株式会社NOACASTLE のゼロゼロアメリカ大学サッカー留学の関西担当。 https://www.teamnaocastle.com/ Kosmos FC International soccer club Founder 代表者 2013年にKyoto International Schoolのアフタースクールサッカー教室として活動が始まり2016年に設立されたKosmos FC。国際ジュニアサッカーチームとして活動をしている。指導は英語と日本語、選手のほとんどは英語を母国語としているか、バイリンガル英語と日本語、またはフランス語や韓国語など、様々な言語を話せる子供たちが国際交流できるユニークなチーム。Kosmos はギリシャ語で「完全なるシステム」を意味するという。Kosmos FC は京都の国際コミニュティと地域の方々がサッカーという楽しいスポーツを通し異文化の理解に貢献するという理念を抱いております。またサッカーの育成、英語教育、そしてヨガにも取り入りいれ、Spirit, Body and Mindという教育メセッド をKosmos FCの独自の指導法としている。 In 2013, Kosmos FC started as an after school program at Kyoto International School. In 2016, Kosmos FC began its operations as an International youth soccer team. Lessons are conducted mainly in English with some Japanese to assist non-English speakers. A variety of language speakers comprise our team, including English, French, Korean, and other bilingual speakers. Our aim is to bring the international community of Kyoto together with the local community through the sport of soccer while contributing to the mutual understanding of different cultures. Furthermore, we incorporate a Spirit, Body, and Mind educational approach that is unique to our club. We also provide professional soccer training with an emphasis on English education for our Japanese speaking players. We also practice yoga so that our players achieve a better understanding of their bodies and for overall health.

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