大学生でも4部リーグのチームに所属できる?
アメリカ大学サッカーリーグ。シーズンが短いと指摘されるリーグだが、一方を見てみるといいところもある。それがサマーリーグ。およそ5月から7月ごろまで行われるアメリカサッカーリーグの4部にあたるリーグに学生が参加できる、という仕組みがある。そして現在4部リーグは一つのリーグだけではなく、少なくとも3つのリーグが存在している。

• どのようなリーグがあるのか?
• レベルはどうなのか?
• どのようにしたら参加できるのか?
• チームにはどのように参加できるのか?
• チームに参加する点に当たったて気をつけないといけないところは?
などなど、
サマーリーグの特徴、参加方法などを紹介していきます。
アメリカ大学サッカー留学はこちらから💁♂️https://www.zero-00-zero.com/
3つの4部リーグ(USL 2, NPSL, UPSL)
USL 2、元PDL(Premier Development League) と呼ばれていたリーグで、最も知名度が高い4部リーグ。全米の各地域にリーグを抱えており、各リーグの優勝チームがプレーオフで全米チャンピオンを決める。合計84チームで形成されており、多くのチームが大学生を全米から積極的に獲得し、寮など提供し、よりプロフェッショナル的なアプローチをとって選手を獲得している。またUSL Championship, USL 1 とピラミッド式となっており、多くのプロ選手はここのリーグを経験してプロになっている。NCAAのトップ選手も多く所属しており、自分のレベルを試す良い機会となっている。
どんな環境なのか?意外とプロ意識が高い!?
NPSL (National Premier Soccer League)
2003年からスタートした4部リーグ。地位域にフォーカスを当てたリーグで着々と成長をしてきたリーグ。92チームと規模的にも大きくなっているリーグでもある。多くの大学生や大学を卒業した選手が居場所を求め、NPSLのチームに所属する選手が多い。正式にはアマチュアリーグであるが、資金の多いチームにはプロ選手もいると言われている。大学生はアマチュア選手のため、チームからは給料をいただくことはできないが、寮を提供してくれるチームも多い。US Open、アメリカの天皇杯版にも出場権があり、プロチームと戦えるチャンスもある。チームによってはアメリカ大学のトップ選手を獲得するチーム多く、レベルは決して低くない。
ファンも多いNPSL。地域密着と低コストのリーグ参入費でますます人気!
UPSL (United Premier Soccer League)
こちらも4部リーグにあたります。アメリカサッカーでは無駄にプレミアをつけたがることがあり、どのリーグもプレミアという名前がついてます。2011年に始まったアマチュアリーグ。チーム数は300チーム以上あり、シーズンも春と秋があり、1年間を通してプレーできるリーグで、学生選手のみではなく、アマチュア選手が活躍できる居場所として、高いレベルでのサッカーができる環境。UPSL内でも2部リーグ、女子リーグ、そして、ユースリーグもあり、アメリカサッカーリーグの多様性に貢献している。
リーグのレベルはどうなのか?
サマーリーグの欠点:
サマーリーグは3ヶ月ほどで非常に短いと考えられる。チームメンバーも毎回練習に集まらないなど、チームの雰囲気や試合のスピードレベルがグラる時が多い。また、車がないと交通手段に選択肢が少ないため、大学のチームメイトの車と一緒にチームに参加しない限り、チームの合流は難しい。
チーム参加方法:
多くの選手は大学の監督の紹介でチームに入る。大学の監督サッカー界の繋がりが多いため、サマーリーグのチームに紹介してくれる場合が多い。また、多くのチームがトライアウトを毎年行なっており、そこからチームの入団も認められる。また、多くのチームに直接コンタクトを取って、個人で練習参加してチームに入団を認められる場合も多いです。アメリカは日本と違っていつでもいい選手なら受け入れる考えを持っており、比較的、アマチュアチームの入団の壁は低いです。
サマーリーグは自分の実力を試せる最高の場所、いろんなレベルの選手とプレーできるチャンスでもあり、多くの日本人選手も積極的に参加している。大学レベルで大きな活躍を残せている選手はスカウトの誘いがあるが、まだ無名の選手は積極的に自分でチームに連絡してプレーの機会を求めるのが必要!