アメリカ大学入学のハードル下がる?

新たなトレンド

アメリカ、または日本も同様、大学に入学する際は試験が必要となります。アメリカではSATとACTという、日本でいうセンター試験、があり、全ての高校生が受ける試験となります。これに踏まえて、アメリカではGPA(高校の成績)、パーソナルエッセイ、そしてインタビューなどで生徒の能力を判断します。インターナショナル生徒の場合はそれに加え、TOEFL という英語能力試験があります。

しかし、ここ数年アメリカ大学ではこの入学判断基準に大きなシフトがあり、新しいトレンドが始まろうとしてます。

なぜこのような動きになってきたのか?

日本人の学生にはどのような影響があるのか?

アメリカ大学には入学しやすくなるのか?

などなどを解説していきます。

アメリカ大学入学のハードルが低くなる?

Source:

https://www.chronline.com/stories/this-is-the-trend-washington-state-university-no-longer-using-sat-act-scores-for-admission,261682

ワシントン州から始まる新たなトレンド

Washington State University はアメリカのワシントン州にある大学。ここの大学がリードをとり、SATとACTのテストスコアを不要と発表。テストだけではなく、GPA, 先生からのオススメ、学校以外での活動を重視ていくと発表。以前まではテストの得点を主に判断してきたが、今後はしっかり生徒の人間性も判断して行く方針だ。これにはしっかりとして理由がある。高校のGPAの方が、テストの得点よりも大学での成績の良さを予測できるというデータがある。つまり、GPAを基準に判断した方が、どの生徒が大学でいい成績を取れるかを判断できる。

アメリカ大学サッカー留学はこちらから💁‍♂️https://www.zero-00-zero.com/

大学入学希望者の減少の影響も?

このようなトレンドには裏の利用があるかもしれない。アメリカ大学入学希望者数は近年減ってきてる。2012年から2020年は11%も下がっており、このトレンドはこのまま続くであろう。コロナの影響で大学がオンランとなり、それに対して大金を支払うのはどうか?また、多くの学生の借金問題。大学を卒業してもいい仕事は保証されない、それなのに、多額な借金はどうなのか?そして、インターネットの普及と伴いオンラインで安く学習できる体制が整い始め、より多くの学べるオプションが増えてきた背景もある。以上の影響に伴い、大学側も生徒数を増やす戦略に出たとも考えられる。

Source:

https://www.wbur.org/npr/787909495/fewer-students-are-going-to-college-heres-why-that-matters

日本人に留学生にはどのような影響?

テストが一つ減るということは大きなアドバンテージになると思います。そして、高校の成績とTOEFLをしっかりすると可能性はどんどん広がります。高校での成績はある程度生徒が自分でコントロールできます。問題はTOEFL。多くの留学希望生(サッカー選手)はTOEFL で大きな苦戦をする。長期間で対策する必要が多くの生徒にはある。しかし、TOEFLの対策さえしっかりすれば大学の選択肢は広がる。つまり、短期大学 以外の選択が増えることになる。

ワシントン州の主な大学:

D1 男子:

University of Washington

Ganzaga University

Seattle University

D1女子:

University of Washington

Ganzaga University

Washington State University https://youtu.be/CIXRekyO08U

Eastern Washington University

D2 男子:

Western Washington University

Seattle Pacific University

D2 女子:

Western Washington University

Seattle Pacific University

Central Washington University

と選択肢は女子の方が多く、かつ、ワシントン州の大学のレベルは高い。ワシントン州はこれからSATとACTを不要とする。そのため、この州の大学に入学できる可能性は高くなってきた。

条件は高校の成績と英語、そして、サッカーの実力。

投稿者: Educator and Coach. 教育者とコーチ

教育者・コーチ アメリカと日本で育ち、アメリカ大学卒業後日本でプロを目指しJFLで挑戦。 その後、指導者として、Kosmos FC を設立。 http://www.kosmosfckyoto.com アメリカサッカー大学留学の代理人として、株式会社NOACASTLE のゼロゼロアメリカ大学サッカー留学の関西担当。 https://www.teamnaocastle.com/ Kosmos FC International soccer club Founder 代表者 2013年にKyoto International Schoolのアフタースクールサッカー教室として活動が始まり2016年に設立されたKosmos FC。国際ジュニアサッカーチームとして活動をしている。指導は英語と日本語、選手のほとんどは英語を母国語としているか、バイリンガル英語と日本語、またはフランス語や韓国語など、様々な言語を話せる子供たちが国際交流できるユニークなチーム。Kosmos はギリシャ語で「完全なるシステム」を意味するという。Kosmos FC は京都の国際コミニュティと地域の方々がサッカーという楽しいスポーツを通し異文化の理解に貢献するという理念を抱いております。またサッカーの育成、英語教育、そしてヨガにも取り入りいれ、Spirit, Body and Mindという教育メセッド をKosmos FCの独自の指導法としている。 In 2013, Kosmos FC started as an after school program at Kyoto International School. In 2016, Kosmos FC began its operations as an International youth soccer team. Lessons are conducted mainly in English with some Japanese to assist non-English speakers. A variety of language speakers comprise our team, including English, French, Korean, and other bilingual speakers. Our aim is to bring the international community of Kyoto together with the local community through the sport of soccer while contributing to the mutual understanding of different cultures. Furthermore, we incorporate a Spirit, Body, and Mind educational approach that is unique to our club. We also provide professional soccer training with an emphasis on English education for our Japanese speaking players. We also practice yoga so that our players achieve a better understanding of their bodies and for overall health.

コメントを残す

%d