二人の日本人
アメリカリーグは日本や世界と違い、昇格と降格がないとして有名だ。MLSがアメリカではトップリーグ。現在日本人はKubo Yuya選手がFC Cincinnati に所属している。そのMLSの下にあるリーグがUSL Championship. USLにはChampionship, USL 1 そしてUSL 2と三つのリーグがあるが、ここも昇格と降格がない。
• USL Championship は日本でいうJ2。
• USL 1 はJ3
• USL 2は学生のためのサマーリーグ。大学のオフシーズンに多くのプロ志望の学生が集まるリーグである。
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今日はそのUSL Championship で活躍する日本人選手にフォーカスを当てて、リーグのレベルの分析、どのようにアメリカでプロになったのかなどを見ていきます。
二人の日本人選手
リーグ全体で日本人選手がいるのはあまり珍しくないが、ひとチームに二人の日本人がいるのは珍しい。
Oklahoma Energy FC (OKC FC) オクラホマ州にあるUSL Championship に所属しているチーム。
ハイライトはこちらから:https://youtu.be/ZF_yoxtEIvg
Iida Kodai 選手とHiroki Kurimoto選手
に注目します。
Iida Kodai 選手:現在26歳。石川県出身のドリブルに長けてるMF。彼のプロまでになるまでの道のりは決して楽な道ではなかった。山梨学院大学卒業後プロになるため、アメリカに渡米。4部リーグに当たるサマーリーグのチームを転々としていた。プロのセレクションを受けるものの、なかなかチームが決まらない日々が続いていた。生活費を稼ぐために路上でリフテングなどをし、生活をつなげていたエピソードもあったという。
Kodai 選手のyoutube: https://youtu.be/tZsAfQk0QvY
2018年にカナダでプロリーグが開催されることになり、Kodai選手はこれをきっかけにトライアウトを受け見事合格!カナダでプロキャリアをスタート。アメリカのアマチュアリーグを転々とし、諦めずにプロ契約を勝ち取ったというまさにシンデレラストーリー。そして、2020年からは念願のアメリカプロリーグ2部での契約を勝ち取り、OKC FC と契約。
Canada プロリーグのお話:https://youtu.be/vli_2inS9mA
Hiroki Kurimoto 選手
Kodai 選手とは違い日本でキャリアをスタートさせたKurimoto選手。JFLの強豪Honda FCからスタートしたKurimoto選手。2016年と2017年シーズンにJFLのMVPを獲得、プロアマリーグと知られるJFLだが、天皇杯では浦和を倒すなど、レベルの高さを証明しているチームだ。その中でもMVPと活躍したKurimoto選手、2019年にUSL Championship のFresno FC に入団。アメリカでのキャリアをスタート。2020年にはColorado に移籍、そして、2021年からOKC FC に加入Kodai 選手をチームメイトとなり、アメリカでは初の複数の選手がチームメイトになることになった。
Kurimoto 選手のストーリーhttps://youtu.be/Ug5iZ16q_tI
アメリカでプロになるのは大学からのスタートがおすすめですが、以上の選手のように少しの運と諦めない心があればどうにかになるのが事実。いい選手であればvisaはクラブ側が用意します。日本からまたはアメリカのアマチュアからか選択肢は人それぞれ、プロになりたい気持ちが強ければ必ずなれます!