数字が語る現実?!
アメリカではNCAA division one (通称D1), division two (通称D2), と division three (通称D3) にレベル別に分かれてます。それに加え、NAIAという独立リーグが存在してます。このNAIAというリーグもスカラーシップの仕組みや年間のスケジュールはほぼNCAAと同じ、NCAAと比べれとD2とレベルが同じと言われてます。

多くの日本人選手はまずはNJCAA(通称JUCO) という短期大学で経験を積み、4年生大学に編入する形が多いです。これは英語力の問題もありますし、計算的に考えて、経験を積むためにあえて短期からスタートする選手もいます。
ここ数年でJUCOを選ぶ選手の編入先は大きな別かれがみえます。多くの選手の望む行き先はD1です。なぜかというとNCAA D1 からでしかMLSのドラフトに引っかからないという現実がここ最近のトレンドです。しかし、D1に行くには、成績のコンプラエンス上と運よくD1の大学のロスターに空きがあり、いいオファーを提示してくれる大学がないとなかなか理想な大学には行けないです。
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そこで多くの留学生の選択肢がNAIA. NAIAはスカラーシップのオファーが出やすい大学リーグといっても過言ではないです。しかし、環境とレベルには満足できなという選手も多い。今回の記事はこのD1 とNAIAのレベルの差を分析します。コロナの中、練習試合でD1vs NAIA の試合が複数行われ、その中で二つの試合を紹介します。
University of Washington (D1) vs Northwest University (NAIA)
結果:6−0

D1のUniversity of Washington が 圧勝。NAIA のNorthwest University は一本のシュートも打てることもなく試合を終えました。
それに比べUniversity of Washington は31本のシュートを打ち、その中から半数がゴールの枠を捉えてます。University of Washington はD1の中では全米のTop10に入るぐらいの実力があり、一方のNorthwest University はリーグ内では中間のチームで成績はそこそこです。
Oregon State University (D1) vs Easter Oregon University (NAIA)
結果:6-0

Oregon state University の圧勝。https://osubeavers.com/documents/2021/2/3/02_03_21_Oregon_State_vs_Eastern_Oregon.pdf
こちらもNAIAチームはシュートも一本も打てなく、同じく30本ぐらいのシュートの猛攻撃を受け、試合を終えました。
1試合目と同じような展開になったことはNACC D1 とNAIAの実力の差を示す結果となったとしてもいいでしょう。
まとめ:
NCAA とNAIAのレベルの差は確かにあります。ただ、NCAA D1に行けばプロになれるという考えはまだ甘いと思います。全ては個人次第です。成績が足りなく、NAIAに行かざるを得ない選手は与えられた環境でベストを尽くし、言い訳をしないで圧倒的な結果を残せば、プロのチームからは声は必ずかかります。NAIAからMLSは確率的にはないかもしれませんが、NAIAからUSLという選択はあります。このルートは現実的です。もしかしたら、アメリカでプロになるのであれば、一番現実的だと思います。