チームフォーカス:NAIA の強豪
Central Methodist University
今回の記事はNAIA、アメリカ大学独立リーグの強豪校の紹介です。NAIA のレベルはNCAA 1部と比較すると高くはないですが、全米Top25に入るチームのレベルは高く、ヨーロッパからも選手を集めるチームも多いです。さらに短大から編入を考えている選手にとっては良いオファーをもらえるチャンスがあるリーグだと思います。
Central Methodist University はどこにあるのか?
• どこのリーグに所属しているのか?
• どんなサッカーをしているのか?
• 施設はどうなのか?
• などなど、
このチームに関する情報をシェアしていきます。
Central Methodist Universityとは?
アメリカの中部のMissouri州にあるキリスト教の大学。生徒数は約1000人、キャンパスも居心地の良いところでアスリート用の施設も充実してるが、はやりNAIAなので予算はそれほどないのか、短期大学並みの施設の雰囲気もある。また、入学率もほぼ90%という事で入学が難関な大学ではない。おそらく編入基準もゆるく、入学しやすい大学だと思います。 多くの生徒が医療関係を勉強し、専門学校的な要素もおそらくある、もちろん教養(Liberal arts)の専攻もあり、一般な大学教育が行われる大学という印象です。学費は日本円で約250万。私立の大学では平均的な値段。しかし、サッカーでScholarshipをもらわない限り、入学はおすすめいたしません。

CMU:のキャンパス
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Central Methodist University のサッカー
2018年と2019年のNAIAのチャンピオン。監督は今年7年目のAlex Nichols監督。これまでの成績は93-26-8と好成績。2019年のロスターを見ていると、多くの選手が海外選手。ヨーロッパの選手が多く、南米からも直接リクルートしている。試合の映像を見ていると戦術度の高さ、意図的なサッカーをしている印象。多くの選手がヨーロッパからきている事もサッカーの質を上げている事になっているでしょう。この点はNCAA 2部のチャンピオンの大学Charleston University にも似ていてて、ヨーロッパ式の戦術がしっかり整ったサッカーをしているチームが優勝を収めている。この点に関してはNAIA とNCAA 2部の優勝チームにそろそろ日本人の選手が加わってもおかしくない状態です。なぜかというと戦術的にサッカーをすることは日本人として有利であり、評価も高いと思います。チームの約束事を守る、良きチームメイトという点は日本人のストロングポイントです。
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My thoughts:
NAIA はとてもいいオプションです。施設がしっかり整っていて、監督のレベルも高いチームが多くあると思います。ヨーロッパの選手を積極的にリクルートするチームも多くなってきた中、強いチームはいいサッカーをしています。けれど、多くのNAIAの大学は予算もない、施設も整ってない、むしろ、短期大学の方が良い環境のところもあります。また、サッカー的にもレベルの低い大学が多いです。ここは冷静に判断する必要があります。良いオファーをもらったからNAIAの大学に行く!のもありですが、できれば、NCAA 2部の大学を検討するのがおすすめです。なぜかというと、施設とレベルはNCAA 2部の方が良いと思います。
NCAA 1部はやはり、ハードルが高いです。日本で全国レベルでもなかなか見てもらえないという厳しい現実です。それは、日本人選手の身体能力の低さが多くのアメリカ人コーチに目立つそうです。アメリカ人コーチから見るとサッカーはスポーツで、早い、デカい、強い選手を好む監督の方が多いです。そのため、圧倒的なテクニックに加え、アメリカ人のフェジカルに対応できる選手が求められます。日本人選手はアメリカ人のフェジカルに勝たなくていいです、ただ負けてはいけないです。アメリカ人より、もっと賢くプレーをすれば、必ず誰かに評価してくれます。日本人選手はもっと長所を伸ばし、そして、フェジカルで負けない身体づくりに取り組みましょう!
YouTube 版:https://youtu.be/wZFq2XWcXu8