どうなる2020のアメリカ大学シーズン?!
コロナ対策はどうなっているのか?
今年のサッカーシーズンはどうなるのか?と気になっている大学生は多いと思います。NCAAは先日、秋のスポーツの復帰のガイドライン”re-socialization of sports”を発表しました。この、先が見えない中、不安だらけの生活になってますが、8月からスポーツの活動が再び再開することに少し期待と希望が持てるニュースを皆さんにシェアできれば嬉しいです。
NCAAの正式な記事:
http://www.ncaa.org/sport-science-institute/core-principles-resocialization-collegiate-sport
この記事が誰に有益かというと、
現在アメリカの大学でスポーツをしている日本の学生。
日本の学生の保護者様。
アメリカ大学スポーツに興味のある方。
アメリカ大学スポーツはいつ再開されるのか?
3つのポイント:
1)大学のキャンパスの再開。
2)コロン感染者の低下現象。
3)コロナ検査や対策。
1)大学のキャンパスの再開。
まず、大学アスリートは学生であることが大前提であること。そのため、大学が再開されているということが前提となり、スポーツの再開は大学の再開と同時に再開するということです。ここでは、アスリートは特別扱いされないということが分かります。しかし、秋はアメフトのシーズンでもあり、アメフトは各大学に於いて大きな収益源となっており、秋のスポーツが中止になることでかなり大きな経済的なダメージを喰らうことになるため、各大学がどのように対応するかが注目となります。
2)コロナの感染者の低下現象。
もし、2週間の期間の間でコロナの感染者が低下状態になっている状態であれば、徐々に規制を緩めていく方針です。これは各州によって判断されていく形になっており、感染者数が少ない州などは比較的に回復が期待されると考えます。例えば、ニューヨークは現在30万人ほどの感染者数、モンタナ州は456人との記録となっています。そのため、8月に開催される州とされない州は出てくる可能性は高いと予想されます。
3)コロナの検査や対策
9月にもし大学で授業が再開する場合、コロナ対策が徹底的に行われることが”new normal” 「新しい生活スタイル」となること。大学内での体温検査、アルコールによる手の消毒、持病の生徒の隔離生活、Social distancing, マスク着用の義務化など、学生と教員の安全を守る対策が厳しく実行されると思います。
Likely Scenario 今後の予想:
9月の大学での授業の再開はおそらく各州によって異なると予測します。New Yorkや他の大都市の大学は極めて厳しい状態であるため、9月からの大学再開は厳しいのではないでしょうか?そのため、New Yorkの大学、(短期大学を含む)の秋のシーズンの再開は可能性が低いと感じます。地方や人口の少ないところは大学再開の可能性は高いと思います。ここで気になるのがリーグの構造です。おそらくなんだかの変化・変更が起きるのではないかと予測します。それは、リーグ戦では、他の州の遠征なども含まれているため、感染者数が多い州への遠征は中止になると思います。では、もし、その場合リーグの構造は必ず変わります。もしかしたら、州内のみの活動が認められて、新しいリーグ戦を行うなど、全く新しい競技体制を取るかもしれません。現実な想定は練習などの活動は行われて、練習試合、交流戦や州内のトーナメントなどになる場合はあると思います。特にサッカーは。
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