アメリカ大学スポーツがついにプロ化?
遂にアメリカ大学スポーツ選手がプロ化になる時代がくる!
数年前から噂されていたことがいよいよ現実的になる動きがありました。
2019年にカルフォルニア州が法的に大学選手がスポンサー収入を得て、代理人を雇っていいという法律が通り、他の州も大学スポーツ選手のスポンサー収入を認める法律を通す見込みで、最終的にはNCAA(全米アスレチック協会)も認める方向になりました。
ここで気になる3点を解説していきます。
どのようにお金が流れるのか?
お金の流れは基本三つあると考えます。
1)グッツの収入。
バスケとアメフトはアメリカの大学スポーツでもっともお金になるスポーツです。観客導入数もプロなみです。そのため、グッツが販売されます。あるバスケットボール選手に聞くと、「自分の名前のユニフォームが50ドルで売られいたのに俺に入ってくるお金はゼロだよ」と残念そうに語っていました。おそらく選手の名前がついたユニフォームの売り上げの数パーセントはその選手の収入になる可能性もあります。
2)インスタの広告案件。
ソーシャルメディアの広告案件は大きな収入源になるでしょう。ある有名大学バスケットボール選手のインスタのフォロワー数は何とおよそ600万人!広告の案件オファーは彼みたいな人気選手には間違えなくくるでしょう。
3)出演料。
これはおそらくイベントの出演や、学校などでのイベントに参加料など、後はスピーキング料金など、あらゆる場所で人気のスポーツスターには出演の依頼が殺到するのではないかと思う。
どのスポーツがもらえるのか?
間違えなくアメリカ大学の人気スポーツの男子バスケとアメフトになるでしょう。
観客数を比較してみたら、なぜかわかります。
2019年のNCAA D1 の平均観客数
男子バスケ:約1万5000人
女子バスケ:4000人
アメフト:約7万人
ちなみに男子サッカーは多く5000人ほどです。
アメリカ大学のスポーツ収益のキングはアメフトです。圧倒的な人気と伝統があり、Game day、試合の日には数多くのOBが家族を連れてきて試合を楽しむ文化が出来てま。バスケアメフトの次に圧倒的な人気があり、大学側も観客収入に期待をのしているのではないでしょうか。
サッカーはまだマイナースポーツだが、ここ数年人気も増えてきた。しかし、アメフトの人気を抜くことは数年ではできないでしょう。されに、アメフトとサッカーのシーズンは秋であり、被ってしまってることで、なかなかキングの座を奪うことはできないでしょう。
されに、以上の数字はD1(アメリカ大学トップリーグ)の数字のみです。D2,D3, NAIAの観客人数が全体的にめっちゃ少ないです。短期大学もさらに観客数は少ないです。
誰がもらえるのか?
人気がある選手が「プロ」選手となります。今回の件は個人の選手に対しての報酬がテーマとなってます。どんだけチームが成功していても広告案件のオファーをもれ得る選手はやはりスター選手になるでしょう。または、自己宣伝がうまい選手などもさまざまなオファーをいただくこともある可能性もあります。または、D1以外のリーグでも人気のある選手もなんだかの形で収入を得られることは可能になります。これは個人の能力次第となるでしょう。
アメリカ大学サッカーの未来予想。
アメリカ大学スポーツの「プロ」化は今後ますます加速するでしょう。そして、今後アメリカ大学サッカーは「プロリーグ化」になるでしょう。MLSがアメリカのトップリーグであり、その下に2、3部リーグがあり、その横にアメリカ大学リーグがある。ますます大学リーグの条件が良くなる中で、多くの選手はほぼ無償で大学へいき、収入も稼ぎ、大学キャリアの後はプロでサッカーを続ける選手も多くなるかもしれないです。さらに、ヨーロッパや南米、アジアからもどんどんサッカー選手が参入し、大学は海外宣伝に積極的になり、各国でツアーなどを行い宣伝活動に走る可能性もある。
ますますアメリカ大学サッカーが魅力を増してきたと思わせるニュースでした。
参考記事:
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