MLS Super ドラフト!2020!
誰が選ばれるのか?
2020年もMLSのドラフトが開催され、多くの選手がドラフトにかかりプロサッカー選手という夢を叶えた。MLSはサッカー界では珍しく日本の野球のようにドラフト制で選手を選ぶ。ヨーロッパやアジアではこのようなドラフト制で選手を選ぶのはない。
アメリカは他の4大スポーツでもドラフトを利用する。おそらくリーグ全体制に公平な選手選びを設けるためにドラフト制にしている。例えば、昨年の最下位のチームはドラフトで1位指名の権利を与えてられる。これは、一番いい選手を選べるように仕掛けられている。
またドラフトはショービジネスでもある。ドラフトでは選手らが指名された瞬間の様子をテレビで放送し、感動的なシーンをファンの方々に届ける。これには、ドラマチックな側面があり、ファンからの目線で考えると「この選手を応援したい!」という感情が湧いてくに違いない。プロになる事を夢に見てきた選手、そしてその選手を応援してきた家族と友人やコーチらが一緒にその選手の最高の瞬間を目撃できる。
ドラフトとは、人間ドラマであるかもしれない。
では、MLSのドラフトとはどのような光景なのか?
MLSのドラフトはどのような選手が選ばれるのだろうか?
高校生やクラブユースの選手も選ばれるのか?
どのような大学生が選ばれるのか?
外国人選手が多いのか?
日本人選手はいるのか?
短大、や3部、2部リーグからも選ばれるのか?
MLS Super Draft 2020
1位
Robbie Robinson Inter Miami (ベッカムオーナー)
ロビー ロビンソン
Forward – Clemson (クレムソン大学NCAA D1)
*Hermannn Trophy winner (アメリカ大学年間最優秀)
2位
Jack Maher Nashville FC (2020年新規チーム)
ジャク マイヤー
Defender – Indiana (インディアナ大学 NCAA D1)
3位
Dylan Nealis Inter Miami
ダイラン ニールズ
Defender – Georgetown (ジョージタウン大学)
*2019 大学D1全米チャンピオン
4位
Ryan Raposo Vancouver Whitecaps
ライアン ラポソ
Midfielder Syracuse University (セラキュース大学NCAA D1)
*20歳
5位
Daryl Dike Orlando City
ダーレル ダイク
Forward – Virginia (バージニア大学NCAA D1)
全米大会準優勝 19歳*
6位
Henry Kessler New England
ヘンリー ケスラー
Defender – Virginia (バージニア大学NCAA D1)
*全米大会準優勝
7位
Miguel Berry
ミゲル ベリー
Forward – University of San Diego (サンデエーゴ大学NCAAD1)
*スペイン生まれ
8位
Garrett McLaughlin
ゲレットマクラーレン
Forward – SMU (サダーンメソデスト大学NCAA D1)
9位
Jeremy Kelly
ジェレミー ケリー
Defender – UNC (ノースケロライナ大学NCAA D1)
*チェコ出身🇨🇿
10位
Patrick Seagrist
パトリックシーガースト
Defender – Marquette (マーケット大学 NCAA D1)
**10位のうち7人の選手が東海岸の大学出身。
***10位の中で外国人選手が一名。
*****日本人選手はゼロゼロ選手のRyo Shimazaki が59位で選ばれました。
今回はドラフトのトップ10を紹介しました。当然のところ、全選手がアメリカのトップリーグのNCAA D1 でプレー。その中でも決勝に進んだ選手が3名ドラフトのトップ10入り。プロを本格的に目指す選手はアメリカ大学のトップリーグで結果を出さなければならない。そして、今多くの外国選手がアメリカの大学サッカーに注目する中、ドラフトのトップ10に入る選手が目立たないのもアメリカ人のレベルの高さをいう。
https://www.mlssoccer.com/superdraft/2020/tracker
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