〜 女子サッカー大学チャンピオンシップ〜
1兆ドル大学 vs マイケルジョーダンの母校
2019 年のNCAA Division One(アメリカ大学1部)の女子のチャンピオンがStandford University (スタンフォード大学)に決定しました。
決勝ではUniversity of North Carolina at Chapel Hill(ノースケオライナ大学) との戦い。0-0に終わった試合はPK 戦の末Standford University が3度目の全米チャンピオンをなりました。
今回はこの二つの大学の紹介をしていきたいと思います。
Stanford 大学:
アメリカの超エリート大学、アメリカの西海岸サンフランシスコ周辺にある大学。2019年の世界大学ランキングでは3位となり、かなりのエリート大学です。
https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/2019/world-ranking#survey-answer
入学率は5%。100人中5名しか選ばれない確率です。ちなみに京大の入学率は37%です。
その中から学業が超優秀でサッカーもずば抜けてる考えたら、いったいどのような人間がStandford に通っているのでしょう?
起業家大学?
スタンフォード大学はSillicon Valley (シリコンバーリー)を作り上げた大学です。これまでも大学と企業の連携で多数のスタートアップ(起業)を生み出しており、その収益は一兆円とのことです。Standford から発進された代表的な会社はAlphabet inc、Googleの親会社とNIKE。
まさに今ビジネスのリーダーシップを取っている会社の設立者はこのStanford 大学からの人間である。サッカー部の男子と女子もここ数年全米制覇しており、何かとした、Winners(勝者)のノウハウがあるのかもしれないですね。
University of North Carolina at Chapel Hill 大学
NBAのレジンドと知られているMicheal Jordanの母校として有名な大学。しかし、女子サッカー部はアメリカサッカー界のレアルマドリード。圧倒的な強さで1986ー1994年連続で全米を制した超エリートサッカー大学だ!その中でもMia Hammという選手はアメリカサッカー界の中でも有名な選手の1人。1999年の女子アメリカワールドカップ優勝メンバーでもあり、アメリカ女子サッカー界のカリスマ的な存在で多くの少女達のロールモデルだ。
学業ではStanford のレベルには及ばないが、医療関係の学問では全米トップレベル。また、国立大学では、優秀な大学であり、人気がある大学のため入学率はあまり高くない。
学業とサッカーのトップレベルの女子アメリカサッカー
アメリカの大学生活は大変です。多くの時間は勉強に覆われて過ごす学生は多いです。日本は大学に入るまでは忙しくて、大学に入るのは難しい、という印象が強いです。そして、大学に入るとゴールを達成してしまった日本の学生は勉強をしないといいます。
アメリカは大学に入ってからかなりの時間を勉強にかけます。そして、その中でも学業とスポーツを両立するとなれば、ますます大変です。私も学生の頃はクラス、テスト勉強、サッカーという生活で遊ぶ暇はなかったです。
今、アメリカ女子サッカーは世界1といってもいいでしょう、最近は女子プロリーグの観客席も増えてきて、ますます発達してきてます。男子サッカーでいうと、女子のアメリカは男子のブラジル的な存在かもしれませんね。アメリカや日本がサッカー界でトップにあることの一つの要因は大学サッカーの存在が大きいとも考えられます。プロ化が男子よりも遅れている女子サッカーはこの大学リーグの存在によって多くのスター選手を作りだしてきたでしょう。
以上がアメリカ女子大学の決勝戦のハイライトです。
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